「今までと違うことをやってみよう」未経験からの大きな一歩
N.Uさん
/ 2009年中途入社
- ⚫︎ 職種:
- 回収ドライバー
- ⚫︎ 年齢:
- 49歳
- ⚫︎ 出身校:
- 福井大学 工学部材料化学科
入社について
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Q. 入社のきっかけを教えてください。
ハローワークの職員さんが、増田喜の求人をいち早く教えてくれたことがきっかけでした。
2008年、前職の会社がリーマンショックの影響を受けて倒産。前職は繊維関係の工場で、輸出の影響をもろに受けてしまったのです。
全員解雇ということで、2009年の4月から無職になり、そこから9ヶ月間で34社に履歴書を送りました。職種には一切こだわらず、「一日でも早く働きたい」という思いで、とにかく手当たり次第に書類を送り、面接を受けていました。でも、面接に進めたのはたったの3社。34社目でやっと内定をもらったのが増田喜でした。業界は畑違いでまったくの未経験でしたが、内定をもらった後は「何とかしてやろう」という思いだけで働き出しました。しかし、車の運転も正直好きではなく、最初は恐怖心の方が強かったです。入社初日に「これは間違えたかもしれない」とも思いました。
でも、自分の生活や人生を天秤にかけたときに、チャレンジするしかないと腹を括って、広い視野を持って仕事に取り組み始めました。
面接の中では、当時の社長(現・会長)や専務(現・社長)から夢についていろいろと聞かれました。「この会社は熱い経営者がいるな」と感じたのを今でも覚えています。
お仕事について
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Q. 今の仕事内容について教えてください。
現在は、古紙のリサイクル業務を中心に行っています。具体的には、古紙の回収・梱包・出荷に加え、機密文書の処理やメディアの破砕処理、さらにはペットボトルやアルミの回収など。幅広い業務を行っています。
最初は、パッカー車での回収業務担当として入社しました。当時は人手が足りていなかったこともあり、段ボールなどを回収する仕事で採用されたんです。
今の業務に変わったのは6年ほど前。それまではずっとパッカー業務を続けていましたが、室長(会長の奥様)が私の体力的な負担や年齢を考慮してくださり、「もう少し体に優しくて、でも責任のある仕事を」ということで業務をシフトしてくれました。
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Q. 仕事をする上で大事にしていることはなんですか?
まず体調管理ですね。やっぱり体が資本なので、無理をしすぎず、安定した体調で毎日を迎えることは基本中の基本です。
そしてもう一つは、コミュニケーションです。これは社内外問わずいつも意識しています。お客様との関わりでは、定期的に回収にうかがう法人のお客様もいれば、ふらっと持ち込みに来られる一般の方もいて、どんな方にも丁寧に対応できるよう心がけています。
業者さんももちろん大切なお客様ですし、極端に言えば社員同士も“お客様”という感覚で接しています。これは前職で教わったことで、今もずっと大切にしている考え方です。「自分以外はすべてお客様」の気持ちで、日々のコミュニケーションを丁寧に取るように努めています。
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Q. やりがいやモチベーションに繋がっていることはなんですか?
社員やお客様から「ありがとう」と感謝されることと、できることが増えて頼ってもらえることですね。
現場で作業を終えた後、お客様から自然と「ありがとうございます」って言われると、本当に嬉しいです。入社して16年経ちますけど、どれだけしんどい日でもこの一言で「また頑張ろうかな」って思えるんです。
もちろん心が折れそうになることもありますが、そんな時でも周りの社員や後輩たちが「大丈夫ですか?」って声をかけてくれたり、「いつもありがとうございます」と言ってくれたりする。そういう人間関係の中で支え合えていることも、仕事を続けるうえでの大きなやりがいになっています。
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Q. 仕事を通して、自分が成長できたと感じたことを教えてください。
いろいろなことに対して積極的にトライするようになりました。
もともと自分は内向的な性格で、失敗を怖がってチャレンジを避けるようなタイプでした。でも、この仕事に就いたこと自体が、自分にとっては「違うことをやってみよう」という大きな一歩だったんです。トライするようになったのは、社内の雰囲気や周りの人の影響が大きいです。先輩方の姿を見てなんでも「自分もできるようになりたい」と思うようになりました。
最初は失敗を嫌がっていましたが、周りの影響を受けてとりあえず一歩踏み出してみる。そして一歩踏み出せたら、その先でもっと違うことをやってみようかなと思えるようになったんです。
職種が変わったことも大きな転機でした。室長や周りの方から声をかけてもらったおかげで、「やってみよう」という気持ちになれた。もしその声がなかったら、きっと与えられた業務をこなすだけで、「若い人には負けないぞ」と視野の狭い考え方のままだったかもしれません。
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Q. この仕事でなければ、あなたはどこでどんな仕事をしていたと思いますか?
もしこの仕事に就いていなかったら、おそらく製造工場での単純作業に就いていたと思います。
当時はどちらかというとネガティブな思考だったので、外に出て動き回るような仕事は選ばず、「安定していて無難な道」を選んでいたかもしれません。8時から17時までの時間が決まった流れ作業の仕事で、終わったらすぐに帰れるような職場を求めていたでしょうね。
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Q. 正直「辞めよう!」と思ったことはありますか?
正直、辞めようと思ったことは何度もあります。ただまあ、仕事のモチベーションや気持ちは「波」がありますからね。
事故を起こしてしまったり、失敗をしたり、社長や上司に叱られるたびに、現実逃避したくなることもありました。本気で「もうダメだ」と思ったのは、入社して16年のうち2回あります。
ひとつは、コツンと当てるくらいの軽い接触事故を起こしてしまったとき。「自分はもう車に乗れないな、乗りたくないな」と落ち込んでしまい、なんとか会社に行っても「もうこの仕事はやりたくないな」という気持ちの方が強くなっていました。通勤中にも「このまま帰ってしまおうか」と思ったほどでした。
もうひとつは職種が変わってデスクワーク中心になったとき。いろんな仕事を頼まれる中で「頼られているんだ」と思って全て引き受けていたら、自分でも整理がつかなくなってパニック状態になってしまったことがありました。
そのときは社長に直接相談し、正直な気持ちを伝えたことで少し業務を調整していただけて、なんとか持ち直しました。今は自分にとって無理のない、ちょうどいい仕事量で落ち着いて働けていると感じています。
何よりも、悩んだときに相談できる上司や仲間がいてくれたこと、そして、自分が教えた後輩が成長していく姿にやりがいを感じられることが、ここまで続けられている理由です。
増田喜について
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Q. 増田喜に勤めて「よかった!」と感じた点を教えてください。
まず待遇面では、給与や福利厚生がしっかりしていて、前職と比べてもかなり良いと感じています。
そして、会社の雰囲気もとても良いです。しっかりとルールが整っており、厳しいところは本当に厳しいので、ついていけずに辞めていく人もいます。しかし、その厳しさを乗り越えた仲間たちは年齢関係なくしっかりしているので、信頼できる人たちと一緒に働けるのはすごくいい環境だと思います。
さらに、この仕事は基本的に体を動かす業務なので、毎日の仕事がトレーニングになるところも良いですね。健康面でもプラスになっていると思います。
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Q. 他の会社にはない、増田喜ならではの魅力は?
この職場の一番の魅力は、社員一人ひとりを本当に家族のように大切にしてくれるところです。
仕事以外でも食事会や交流の場が多くて、僕はそういう機会が好きなのでありがたく感じています。プレッシャーに感じる人もいるかもしれませんが、自由参加なので、社員はそれぞれのペースで楽しんでいます。会社ではどうしても仕事の話がメインになりますが、食事会では砕けた話ができるのでとても楽しいです。普段はなかなか話せない社長や会長とも話をして、違った一面を知ることができるんですよ。そういう会社って、なかなか無いと思います。
それから、会社が社員のスキルアップに本気で投資してくれる点も大きいですね。リフトの免許など、業務に関する免許の取得にかかる費用を会社が全額出してくれるんです。
僕もここに入ってから大型免許を取らせてもらったし、リフトの免許も全額会社負担で取得させてもらいました。ここまでしてくれる会社は珍しいと思います。その分、恩返ししなきゃという気持ちにもなりますし、簡単に辞めようとは思わないですね。
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Q. 職場や働く仲間など、「会社の自慢」はなんですか?
自慢できるのはやっぱり「人」ですね。
本当にいろんな人がいますし、それぞれ性格や価値観が違うからこそ、ぶつかることもありますが、それが逆にいい化学反応を生んでいると思います。
僕が入社したころは中途採用ばかりで、ちょっとガテン系の人が多かった印象なんです。
年齢とともに辞めていく人もいる反面、今はどんどん若手の新卒の子が入ってきたことで、会社の色が変わり、私たち自身も影響を受けて変わってきていて、それが面白いなと客観的に見ています。
前職の工場では、人にあまり興味を持たない人たちが多くて、今思うとちょっと寂しい環境でした。今は逆で、ここには人に興味を持って関わろうとする人が多い。そういうおもしろさがあるところが、この会社の一番の魅力だと思います。
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Q. あなたにとって社長はどんな上司ですか?
面と向かって話すのは、今でも正直ちょっと緊張しますね。でも、いざという時にはやっぱり頼ってしまう存在です。
自分の中では、社長は“委ねられる人”。増田喜で働く以上、社長というのは尊敬の対象でもあり、どこか憧れの存在でもあります。
これからのこと
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Q. お仕事とプライベートで、これからやりたいことやチャレンジしたいことはなんですか?
仕事面では、若手を育てる環境を作っていきたいです。
今は機密文書系の仕事を担当していて、先頭を切ってやらせてもらっています。若手の新卒社員が営業活動をする上で、この分野の知識や経験が求められる場面も多いので、現場に連れて行って一緒に作業しながら教えるようにしているんです。
そんな中で教えた子の成長ぶりを見ると、親心とかじゃないけど、なんか嬉しくなるんですよね。若手が失敗するところを見るのは辛いですが、失敗を糧にいろんなことを吸収していくのを見ていると、「人を育てるおもしろさ」を感じられます。
若手を育てていくことが私のチャレンジになるので、若手に今あることを伝え教えていきたいですし、それ以上のプラスアルファで仕事に取り組んでもらえるような環境づくりをしたいと思います。
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Q. 増田喜は、どんな人が合うと思いますか?
元気で協調性があり、コミュニケーション能力に長けた人が合っていると思います。
あとは忍耐強い人かな。我慢強いというか、精神的に打たれ強い人がほしいですね。仕事をしていると、うまくいかないこともありますし、そういうときに踏ん張れる力が必要だと感じています。
そして、相手のことを思いやれる、そして自分のことも思いやれる人。
「自分に厳しく、人には優しく」ってよく言われますけど、自分にしっかり向き合って厳しくできる反面、ちゃんと自分をいたわってあげることも大切です。そんな人とまわりのことを考えて動きながら一緒に働けたら嬉しいです。
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Q. あなたへメッセージ
最初からなんでもできないかもしれないけど、まずは一度トライしてみてほしいです。
直感で「自分には無理だ」と最初から×判定を出さずに、少しずつできそうなところを見つけて、次につなげていってほしいと思います。自分の経験上、一発で合う・合わないは判断できないと思うので、何にでもチャレンジしてほしいです。
One day私のとある1日
- 6:30
- 起床、身支度
- 6:40
- 通勤
- 7:00
- 出勤 当日の準備
- 8:00
- 朝礼
- 8:15
- 回収業務 合間を見てお客様に電話
- 11:50
- 帰社 荷下ろし
- 12:00
- 昼休憩、昼食
- 13:00
- 回収業務 合間を見てお客様に電話
- 16:50
- 帰社 荷下ろし 後片付け
- 17:00
- 終礼
- 17:30
- 次の日の業務の準備、連絡するお客様の確認
- 18:30
- 退勤、買い物(夕食)
- 19:00
- 帰宅
- 19:10
- 入浴、その間に炊飯し夕食準備
- 19:40
- 夕食
- 20:00
- 自由時間 YouTube、Netflix鑑賞
- 22:00
- 歯磨き 就寝 YouTubeで漫才をかけながら寝る。
- ⚫︎ 休日の前日の夜中にコインランドリーで洗濯。待ち時間にYouTube、Netflix鑑賞
- ⚫︎ 月に一度敦賀に帰省し母親の病院の付き添い後、昼食に必ずはま寿司で食事。
- ⚫︎ 2~3ヶ月に1度、福井市にいる叔父さんと食事。